原因を知ることは大切です
EDの原因には、大きく分けて身体的な障害による器質性勃起不全と精神的な障害による心因性勃起不全があります。このサイトに来ていただいたあなたは、勃起のしにくさに悩まれているか、パートナーが悩まれている方だと思います。
EDの原因はたったひとつではないこともありますが、大きな影響を与えているものは必ずあります。EDを改善するためには、原因を知ることが大切です。具体例も挙げてまとめましたので、EDの原因について文章を読みながら一緒に考えていきましょう。
身体の機能面に原因
器質性勃起不全というのは、身体の機能的な障害があって起こるものです。
身体の機能的な障害には、
・ペニスに血流がうまく流れ込まれない
・勃起をするための神経がうまく働かない
・男性ホルモンの分泌不足
これらのようなものがあります。
ペニスに血流がうまく流れ込まれない
男性なら、勃起をするときペニスが熱くなるような感覚がすると言ってわかりますか。実は、ペニスに血流が大量に流れ込むのでペニスが熱くなるような感覚がするのです。勃起のメカニズム(リンク)でも説明をしていますが、勃起をするためにはこの血流の流れ込みが重要なのです。これが障害されてしまうと、EDの原因になってしまいます。
勃起をするための神経がうまく働かない
身体の反応は、脳からの指令で起こっていますよね。勃起も同じです。脳からの指令がうまくできなかったり、勃起するための中枢部である仙髄と呼ばれるところからの神経伝達が滞ってしまうとEDの原因となります。この仙髄というのは、お尻のところにあって背骨でいうと、一番下にあたる所なのですが、ここからの神経伝達というのも勃起をするためには必要なのです。
男性ホルモンの分泌不足
EDの器質的な原因として有名なのが男性ホルモンの分泌不足です。勃起をするとき、一番初めに性的な刺激が身体に入ってきます。刺激には視覚的なものや触覚的なもの以外にも嗅覚や聴覚、味覚なども含まれます(詳しくはこちら・・・リンク)。
それらの刺激を脳が受け取ってやっと性欲が生まれる仕組みになっています。そのとき、性欲を生むために必要なものがこの男性ホルモンなのです。男性ホルモンの分泌が不足すると性欲が起きにくくなるので、EDの原因になるのですね。
男性ホルモンは年齢による影響も受けます。20代前半をピークに、加齢に伴って分泌は少なくなっていきます。ただし、いくつになっても性欲を保っている男性も世の中にはたくさんいますので、私は「年齢が年齢だからEDを克服できない・・・」なんてことは言いきれないと思っています。
ストレスなどの精神面が原因
EDの原因として最も多いのがこの精神的な部分です。専門的には心因性勃起不全と言われています。職場のストレス、セックスに対してのプレッシャー、過去に失敗したことがある、性的なコンプレックスを感じている・・・。
精神的な苦痛によってEDとなる方はとても多いです。
・職場でのコミュニケーションのとり方が難しい
・彼女のセックスの要望が高い
・妊娠したい奥さんからのプレッシャーがある
・以前、セックスに対して辛い言葉を言われたことがあって自信がなくなっている
・セックスのときに勃起することができるか不安
・ペニスに自信がない
いろいろな悩みがEDにつながることがあります。
精神的な原因でEDになることは、とても苦しいです。奥さんや彼女とのセックスのことを頭の中で考えてしまうと、その度にぶり返す思いがあるのですから・・・。
このサイトでは、そういった方に情報を伝えていきますね。EDや勃起力に悩みを持っている方を少しでも救うことができたら幸いです!